top of page

悪役俳優がイメージすること

私は、セミナーの中でイメージして生きましょう と伝えている。

では、悪役俳優が何をイメージして演じているか。

5099.jpg

私の場合、まず役が決まり台本が届くと、役作りのためその役をイメージします。

衣装、小道具、セリフの言い回し。それから台本には書かれていない背景。

家族構成、過去の仕事等々。

もちろんイメージしづらい役もあります。

私の過去苦労した役3は

①相撲の行司⇒どう動いているのか

②ストリップ劇場の照明係⇒どんな格好しているのか

③青年実業家⇒ラジオ生放送なので、声のトーン

次にイメージするのが、撮影現場のセットや舞台の大きさ。

ロケなのか、スタジオなのか。監督やスタッフの動きも思い浮かべます。

その次に、視聴者目線で全体の見え方をイメージします。

主役を引き立てられてるか。存在感があるか。動きは自然か。

そして、今度は視聴者の表情をイメージします。舞台ならお客様の顔ですね。

そしてもう一度、自分の役をイメージします。その時には感情の持ち方、目線、仕草など

細かくイメージします。

本番当日、現場を見てそのイメージを微調整しながら現実に近付けて行きます。

舞台で、衣装替えがある場合、脱ぐ場所、着る順番、時にはまた同じ衣装に戻る場合、

脱ぐ場所と次の出番の場所の位置関係も重要になりますからね。

このように、人物を演じる上で、その与えられた役以外にも、角度を変えていろいろイメージするこ

とで、新たな発見もあるのです。

Featured Posts
Recent Posts
Check back soon
Once posts are published, you’ll see them here.
Archive
Search By Tags
No tags yet.
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page